ドイツといえば、ビールとソーセージ。
これまでゲッティンゲンやその近郊で食べられる美味しいグリルのソーセージを紹介しましたが、今回はゲッティンゲンやアイヒスフェルトの名物ソーセージをアップしようと思います。
ドイツでは地域ごとにソーセージがあると言われますが、ドイツのど真ん中でよく食べられるのが、上の画像のようなシュトラッケ(Stracke)というソーセージです。
詩人のハインリヒ・ハイネは「ゲッティンゲンは大学とソーセージで有名だ」と語りましたが、ハイネが食べたのもシュトラッケだったのではないでしょうか。
ご覧のように、日本人の感覚からすればソーセージというよりは、むしろイタリアのサラミに近いと言った方がいいでしょう(サラミも数あるソーセージの一つということになりますが)。
豚の挽肉を塩や胡椒、スパイスで味付けして、乾燥・熟成されたのが、シュトラッケです。
食べ方も焼いたり茹でるのではなく、薄く切ってそのままつまんだりパンにのせて食べます。脂はしつこくなく、ちょうどよい塩加減とピリッとした胡椒が美味しいドライソーセージで、ビールやワインのおつまみにもぴったりです。
画像のシュトラッケは、ゲッティンゲンのソーセージメーカー、
ベーナー・アイゼナッハ(Börner-Eisenach)社の200gのミニ・シュトラッケで2.79ユーロ。ゲッティンゲン市内のスーパーで買うことができます。
330gの一般的なサイズのシュトラッケは3.99ユーロ。
ゲッティンゲンに滞在される方には、ぜひ一度味わってもらいたいソーセージです。