ドイツのど真ん中!

ドイツのど真ん中、ゲッティンゲンやアイヒスフェルトを紹介しています。

ゲッティンゲン、東の守りの塔

今年は新型コロナウイルス感染症の影響でドイツに行くことができませんので、これまでの旅を振り返ります。 ゲッティンゲン側から見るローリンゲンの村 2018年の11月下旬からの2週間をドイツのど真ん中ゲッティンゲンに滞在し、その時に2000年代初頭ゲッティ…

ゲッティンゲンのクリスマスマーケットもキャンセルに

2018年 ゲッティンゲンのクリスマスマーケットの風景 昨夜 デンマークのクリスマスビール解禁日のイベントが今年はキャンセルとなったことを書きましたが、今朝ゲッティンゲンの地元紙ゲッティンガー・ターゲブラット(Göttinger Tageblatt)のホームページ…

デンマークの J-Day 今年はキャンセル

11月の第1金曜日は、北欧のデンマークではクリスマスビールが解禁されるJ-Day(Jはツボルグ社のクリスマスビール julebryg :ユーレブリュグの頭文字から)。 2000年代の前半、ドイツのど真ん中に住んでいた頃、わざわざゲッティンゲンからこのJ-Day当日にコ…

コロナ禍の秋、ドイツの味覚を家庭で グラスでビールを

ヨーロッパが新型コロナ ウイルス感染症の第2波に見舞われており、ドイツでも11月2日から再びロックダウンが行われます。そのようなわけで今年のドイツ行きは絶望的です。仕方がないので、スーパーのお酒売り場でドイツビールを買ってきて、少しばかりドイ…

コロナ禍の一年、ドイツのど真ん中に思いを馳せる

アイヒスフェルトのエスプリンゲローデ付近の風景 コロナ禍の1年で、今年はどうやらドイツに行くことができそうもありません。外務省の海外安全ホームページをチェックしてみると、ドイツは依然として渡航中止が勧告されています。事実、ドイツのど真ん中の…

コロナ禍の秋、ドイツの味覚を日本で

命の危険を感じるような暑さがようやく収まりましたが、酷暑で蓄積していた夏の疲れがどっと出てしまい、しばらくブログの更新ができずにいました。ただ少し涼しくなってきたので、なくなっていた食欲が回復してきています。 さて9月といえば、ドイツでは発…

コロナ禍の夏をドイツの味覚で 2 ローテ・グリュッツェの水出し茶

少し前にドイツからコーヒーが送られてきたと書きました。しかし、梅雨明け後の35℃の気温の中で熱いコーヒーを淹れて飲むのは、さすがにつらいものがあります。また、せっかくのドイツの美味しいコーヒーをアイスコーヒーにしてしまうのはもったいない気がし…

学校のために学ぶんじゃない

Nicht für die Schule lernen wir, sondern für das Leben. 学校のために俺たちは学ぶんじゃない、 人生のためだ。 ドイツのど真ん中ゲッティンゲンから最も近くにある城、プレッセ城(Plesse Burg)の麓にあるエディゲハウゼン(Eddigehausen)の村で見つけ…

コロナ禍の夏をドイツの味覚で

国内旅行やお盆の帰省すらままならないコロナ禍の夏ですが、先日ドイツから嬉しい荷物が届きました。ここ数年、毎年のようにドイツでご厄介になっているお宅の奥様がアイレス(Eiles)のグルメコーヒー(粉)とシュヴァルタウ(SCHWARTAU)のヒムベアージャ…

独文やってたという人、ウザくありません?

ヴィッツェンハウゼンの市庁舎前広場に立つヤーコプ・グリム(グリム兄)の像 2000年代の前半から数年間「ドイツのど真ん中」という同じタイトルでドイツのど真ん中のゲッティンゲンやアイヒスフェルトを紹介するホームページをやっていました。そして2016年…

アイヒスフェルト、聖なる山の修道院

昨年、2019年のドイツの旅では、ハルツ山地の南麓ヴァルケンリート(Walkenried)にある修道院跡の博物館を訪れました。1525年に農民戦争で破壊されて廃墟となった修道院を博物館として整備したものですが、別の日に現役の修道院を訪れることができました。 …

ザルツデアヘルデン、製塩所の塔が焼失

昨年、2019年のドイツの旅で訪れたザルツデアヘルデン(Salzderhelden)にある製塩所の掘削塔が先々週の金曜日の夜に放火によって完全に焼失してしまいました。地名のザルツデアヘルデンとはドイツ語で「英雄たちの塩」という意味で、昔から塩を取れたという…

ヒムベアー(Himbeere) のジャム 2020

7月からEUの圏内に私たち日本人が再び入国できるようになりましたが、新型コロナウイルス感染症が収まってはいないので、ドイツやヨーロッパに行くことはまだ現実的ではありません。 しかし、そんなコロナの夏にあってもドイツの味覚は楽しみたいものです。…

ゲッティンゲンのクラスター

日本ではあまり報じられなかったようですが、先月の終わりから今月にかけてドイツのど真ん中、ゲッティンゲンで新型コロナウイルスの100人を超える大規模な集団感染が起きていました。人口が13万人ほどのゲッティンゲンで100人超の感染はかなりの衝撃だった…

ドイツ、木組みの家の言葉 9 この家は俺のセンスで建てた

Ich bau das Haus nach meinem Sinn. Kannst besser Du´s stell ein anderes hinn. 俺はこの家を俺のセンスを建てたんだ。お前ならもっと良くできるというのか。 ドイツのど真ん中にあるアイヒスフェルト(Eichsfeld)という地域のドゥーダーシュタット(Dud…

アイヒスフェルトの赤い山 2

今年のコロナ禍で私たちごく普通の日本人はしばらく海外旅行などできそうもありません。なので、今回のブログもこれまでのストックから。 ドイツのど真ん中にあるアイヒスフェルト(Eichsfeld)という地域には、草一本生えない山があります。この赤い山の存…

レープクーヘンあれこれ 3 アーヘンのプリンテン

コロナウイルスの影響でドイツに行くことは当面できそうもなく、このところずっと食べ物についてのブログが続いています。今回もドイツのお菓子についてお送りします。 昨年のクリスマス、毎年ドイツのど真ん中の旅でお世話になっているお宅の奥様からシュト…

ムッター・ユッテでシュパーゲルのラグー

ドイツの春から初夏の味覚といえば、 シュパーゲル(Spargel: アスパラガス、特に白いアスパラ)です。 しかし、今年2020年は新型コロナウイルスの影響で私たち日本人がドイツに旅行して美味しいシュパーゲルを食べることはかないません。また、ドイツ国内で…

ドイツ、木組みの家の言葉 8 賢者と愚者の行い

コロナ禍で大いに混乱するこのご時世に示唆に富むドイツの言葉があります。 2018年のドイツの旅で、ニーダーザクセン州ホルツミンデン(Holzminden)という町で見つけた言葉です。 SIEH WAS DIE WEISEN TUN UND SIEH WAS DIE TOREN TREIBEN UND TU´ DAS EINE…

アインベックのマスタードスープ 改良版

新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛がずっと続いていますが、アインベックのマスタードスープ(Einbecker Senfsuppe)を改めて作りました。作るからには前回よりも美味しくしようとあれこれ試みました。 そのために、今回は材料のセロリと長ネギを…

マリウス・ミュラー・ヴェスターンハーゲン Wieder hier

今年のゴールデンウィークは、新型コロナウイルスの拡大で旅行や遠出はしないで家にいることが進められていますね。感染者がとりわけ多い東京や首都圏は「ステイホーム週間」がテレビやラジオで盛んに叫ばれています。 今回のブログはそんな家にいることが求…

アインベックのマスタードスープを作ってみた

新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛が続いているので、自宅でアインベックのマスタードスープ(Einbecker Senfsuppe)を作ってみました。 このマスタードのスープは、昨年2019年のドイツの旅でビールのふるさと、ニーダーザクセン州アインベック(E…

ドイツのど真ん中 2020は……

3月の下旬にドイツとヨーロッパは夏時間に切り替わり、今週はイースター(復活祭)を迎え、本格的な春となりました。 しかし、世界中で新型コロナウイルスの感染が拡大し、ドイツのど真ん中のゲッティンゲン(ゲッティンゲン市及びゲッティンゲン郡、ノルト…

レープクーヘンあれこれ 2 ディンケル(スペルト小麦)のレープクーヘン

新型コロナウイルスの感染拡大による社会の混乱でなかなかブログを書く気持ちになれずにいました。3月最後の日にブログを更新したいと思います。 コロナウイルスがドイツやヨーロッパで本格的に流行する前の、今年1月下旬から2月の上旬に身近な者がニュルン…

レープクーヘンあれこれ 1 焼きりんごのレープクーヘン

1月下旬から今月2月の上旬に身近な者がドイツのニュルンベルクに出張したので、お土産に銘店シュミット(Lebkuchen SCHMIDT)でレープクーヘン(Lebkuchen)をいくつか買ってきてもらいました。 レープクーヘンはニュルンベルク名物の焼き菓子です。小麦粉や…

ドイツ、木組みの家の言葉 7 父祖より受け継いだもの

WAS DU ERERBT VON DEINEN VÄTERN HAST, ERWIRB ES, UM ES ZU BESITZEN. お前が父祖より受け継いだものを 己のものにするために獲得せよ。 ニーダーザクセン州、ホルツミンデン(Holzminden)という町のマルクト広場にある「手工業の家(Haus des Handwerks…

ドイツ、木組みの家の言葉 6 ある者は…

昨年末以来、ブログの更新がひと月以上止まってしまいました。冬場はネタ枯れに陥ってしまいますが、今日からまた再開していこうと思います。 Der Eine erdacht's, der Andere verlacht's, was macht's. ある者が何やら考え出し、 もう一人は嘲笑う、 それは…

ラインハルトの言葉

Möge es uns niemals schlechter gehen als heute, wenn aber doch, last uns es uns mit Würde tragen. 今日よりも悪くなることは決してないだろう、 もし仮にそうだとしても誇りと共に背負ってゆこう。 2012年に癌で亡くなったドイツ人の親友ラインハルト…

ドレスデンのシュトレン 2019

このところ頂き物が続いていますが、今回も頂き物です。 ドイツのクリスマスのスイーツといえば、シュトレン(Stollen)ですね。昨年2018年は、クリスマスマーケットを訪れたドイツから直接日本に持ち帰ることができましたが、今年2019年は腰痛に襲われてし…

ヘレーネ・フィッシャー・ショー

先日、ビジネス向けのドイツ語の翻訳をやっている関係で非売品の ヘレーネ・フィッシャーのCDをいただきました。以前にも紹介しましたが、ヘレーネ・フィッシャー(Helene Fischer)は今ドイツで最も人気のある女性シンガーではないでしょうか。 いただいた…